乾癬では、患者さんの症状や症状の出ている範囲、生活習慣、希望などを考慮しながら、塗り薬、光線療法、飲み薬、注射薬(生物学的製剤)などから、それぞれの患者さんに合った治療が選択されます。また、肥満や関節症状などの合併症がある患者さんは、合併症そのものの治療はもとより、生活習慣の見直しやその合併症を考慮した乾癬治療を選択することが望まれます。
近年、乾癬においては、様々な治療薬が登場してきており、患者さんの治療選択肢は広がりつつあります。患者さんは、ご自分の症状や生活習慣、希望などを主治医に伝え、最適な治療を選択できるようにしましょう。