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ユーシービージャパン株式会社

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すべての脆弱性骨折患者さんと取り巻く人々に、
骨折連鎖のない笑顔の毎日を

骨領域事業部 ポストフラクチャーケアリエゾン H.N.さん

ユーシービージャパン骨領域事業部は、医薬品の情報提供や製品プロモーションのための活動を行っていないのが大きな特徴です。⾻粗鬆症への適応を有する薬剤の開発企業の責任として、⾻粗鬆症に伴う⾻折を起こした患者さんの⼆次性⾻折予防のために、⾻粗鬆症の適切な診断・治療の導⼊、その後のケアが継続されていく環境づくりに注力しています。

BoneTeamH.N.さんは、二次性骨折予防のための取り組みである「骨折リエゾンサービス(Fracture Liaison Service: FLS)」の普及を目指して全国に配置された“ポストフラクチャーケアリエゾン(FLSに関する知識と情報を有する担当者: Post Fracture Care Liaison、以下PL)”の一員として、FLS 実施体制の構築⽀援や疾患認知、治療率向上など、脆弱性骨折後の患者さんが適切な治療に結び付くための環境づくりを行っています。

ユーシービージャパンとの出会いと再会

——これまで、どのようなキャリアを歩んで来られたのですか?
私は前職がメディカルライターで、大学卒業後、医薬系広告代理店に入社し医学系の記事を執筆する仕事をしていました。ユーシービージャパンとの出会いは、2014年にてんかん領域のお仕事をさせていただいたのが始まりです。その後、他社の仕事でFLSに関する執筆経験があったことなどもあり、骨領域事業部が立ち上がった2017年に、ライターとしての仕事の依頼をいただきました。骨領域事業部が活動を進めていくにあたっての資材制作やアドバイザリーボードミーティングの企画・運営などです。骨領域事業部の立ち上げメンバーと一緒に、多岐にわたるプロジェクトに一から携わってきました。

——骨領域事業部との協働が始まったのですね。当時のユーシービージャパンの印象を教えてください。
ライターとしてこれまでさまざまな企業のお仕事をしてきましたが、ユーシービージャパンの社風や、製品プロモーションではなく、患者さんの健康寿命の延伸や、質の高い⽣活への貢献を⽬指して取り組むという骨領域事業部のビジョンには、こんな会社あるの?と正直驚かされました。医療環境を変えて行こう、二次性骨折をなくすことで患者さんやご家族に笑顔の毎日を提供しよう、そういった熱い想いで仕事に取り組む姿に胸を打たれ、私もこの素晴らしい取り組みに関われることに喜びと誇りを感じていました。

——まさに「Inspired by patients. Driven by science」ユーシービージャパンらしい取り組みともいえます。
ここで私は人生の転機を迎えました。骨領域事業部の専任のライターとして関わらせていただいていた中、第二子を妊娠し、産休・育休を取得することとなりました。業務が好調だった時期でもあり、キャリアの中断に対する不安もありましたが、再びFLSの仕事に携われることが復帰後の楽しみでもありました。育休から復帰後は、FLSとは別領域の業務でしたので、やはり、どこかでFLSにもう一度携わりたいという強い想いがありました。

——そこからどのようにして入社に至ったのでしょうか?
Office こんな中、以前一緒に仕事をしていたユーシービージャパンの方から骨領域事業部で募集があることを教えてもらったのです。フィールド業務であるPLの募集であり、まさに憧れの職種ではありましたが、そもそも私はFLSの知識こそあれライターの経験しかありません。念願叶ってのFLSとの、ユーシービージャパンとの再会の大きなチャンスではありましたが、期待を不安が大きく上回る中での応募でした。

しかし、面接が進んでいくにつれ、私の中での想いが再燃し、そうした強い想いが伝わったのか、晴れてユーシービージャパンへの入社が決まりました。まずは、骨領域事業部マーケティングで「デジタルソリューションリード」としてFLS College(FLSに関する総合的な情報サイト)の立ち上げを担当することとなりました。

ついに憧れのPLへ

——その後、ポストフラクチャーケアリエゾンへ異動になったのですね。
entrance 2022年7月にウェブサイトが完成し、その後半年ほどはコンテンツ制作やマーケティング業務に専念していました。ライター経験を活かすことができた業務であり、ここでPLとして活動していくことの素地を身に付けられたのではないかと思います。入社当初より、ウェブサイトの完成後はPLに異動することが決まっていたので、2023年1月に部内異動となりました。

——憧れの職種への異動。喜びの反面で、現場への異動に対する不安はありませんでしたか?
自分に務まるのかという不安はありましたが、自身の関わりが高齢者の再骨折予防に寄与できるという素晴らしい職種になれたことへの喜びが勝っていました。FLS Collegeの立ち上げを通じて自信がついたこと、また、PLは営業所長経験者や医療資格を持つ先輩方ばかりだったこともあり、少しでもチームに貢献できる部分があればと医療経営士2級資格も取得しました。
PLの業務は、医師をはじめとした医療従事者のチームと “患者さんの二次骨折を減らすために”という同じ志で数カ月間共に取り組んでいくため、強固な信頼関係が築け、構築支援終了時には達成感とともに寂寥の思いもあります。骨粗鬆症関連学会に参加すると、私たちPLが構築支援に関わった多くのご施設がその後の活動成果を発表されており、自分たちの取り組みの意義を実感させられます。

——一方で、お子さんも小さい中で家庭との両立に苦労されているのではないでしょうか。
PhonePLは少数精鋭で全国の医療機関をカバーしていることもあり、一人ひとりの担当地域は広く出張も多いです。未就学児を含めた二人の子どもを抱えている中、家庭と仕事の両立に悩むこともありますが、上司や仲間の理解、夫や両親のサポート、会社の制度にも助けられ、やりがいある仕事を続けることができています。
学会や、遠方の連続したアポイントなどで何日も家を空けるときは、さすがに子どもたちは寂しい顔を見せ、後ろ髪を引かれる思いで家を出ますが、最近は「ママがんばってね」と出張のたびに手紙を書いて応援してくれています。母親が仕事に誇りを持ち、懸命に励んでいる姿を見せることで小さな子どもなりにも理解してくれているのだと感じています。


 

~骨粗鬆症を取り巻く状況~
日本において、40歳以上の女性約1,180万人および男性約410万人が骨粗鬆症に罹患していると推定されています1)。骨粗鬆症に伴う骨折は、運動機能の低下とADL(日常生活動作)の障害を招く可能性があり、さらに一度骨折を起こすとその後再び骨折を起こすリスクが高まることが知られています2)
日本における大腿骨近位部骨折発生数は近年増加し、2040年には年間約30万例にのぼると推計されています3)
このように⾻粗鬆症は本邦における公衆衛⽣上の課題の⼀つであり、⾻粗鬆症に伴う脆弱性⾻折を起こした患者さんに対する⼆次性⾻折の予防が求められています。

1) Yoshimura N. et al : Journal of Bone and Mineral Metabolism. 40: 829–838, 2022
2) 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会 編:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版. ライフサイエンス出版, 2025
3) Hagino H: Yonago Acta Midica 55: 21-28, 2012

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